ワットモバイルによりヒーター出力の99%を溶湯の中心部にダイレクトに放出
効率的な溶湯温度コントロールとクリーンな溶湯管理を実現
必要な標準機能を凝縮した設計で、予熱・浸漬ヒーター・制御盤が一体になっており、工場電源に接続するだけで既存の炉のCO2排出量削減、省エネを実現できます
HPDC用アルミ溶湯保持炉
補修完了後、鋳造可能温度(675℃)まで4時間を要している
炉容量:1500kg
鋳造温度:675℃
溶湯金属:アルミニウム
14kWの浸漬ヒーターを搭載したワットモバイルにて溶湯温度を昇温・保持
9.40am、溶湯温度636℃からヒーターによる加熱開始
赤線: 9.40amからワットモバイル使用
青線: ワットモバイル無し
緑線: 7.00amよりワットモバイル使用
9.40amの使用から1時間20分で目標鋳造温度(生産再開温度)まで到達
既存環境と比較して、ワットモバイルを用いたことで溶湯使用可能温度到達にかかる時間を4時間から2時間40分短縮